プロの小説家になりたいと言いながら、やっぱりお金も稼ぎたい、印税がほしいと考えている人もいると思います。
小説家になりたいという人がまず考えるのが稼ぎのことですよね。
小説家って稼げるの?もしかしたら稼げないのではないか、稼げないなら、目指さないほうがいいのではないかって思うかもしれません。
結論から言うと、小説家は、ある程度は稼げるのですが、専業だと厳しいかもです。
その本当のところと文章で稼ぐ方法をご紹介します。
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小説家という仕事は、稼げないの?
小説家と言っても、最近では、Kindle作家や、ライトノベル作家、などいろんなかたちがあると思います。
ここでいう小説家というのは、特に専業(他に収入源をもたない場合)を想定しています。
作家の収入は「一冊の価格×部数×印税率」の印税で決まってきます。
文字数や原稿数で計算していると思われがちですが、基本的にはどれだけの部数が売れたかで収入が変わります。
ただし、結論から言うと、私が文章で稼ぐ、個人ビジネスをやっているのですが、小説の執筆そのものに、投資価値はありません。
それだけでビジネスとしてやっていくのにはリスクが有りすぎると言えるでしょう。
今の若い人たちは、小説の執筆に時間を投じても、大した見返りは期待できないことがほとんどです。
小説とラノベ小説家だけでは稼げない理由って?
ちなみに、日本の世の中の流れが、小説・ラノベを不要として扱いつつあります。
今は、活字離れになっていて、ヒット作品は出るものの、小説にお金を出して、若者が読むということが少なくなっていますよね。
「いや、印税収入があるので、資産価値でしょ」と思うかもしれませんが、充分な印税収入を得られる立場にもならない限り、多くの人はそれだけで食べていくことは難しいのです。
要するに、鳴かず飛ばずの作家にとっては、手持ちの小説・ラノベの資産価値は無に等しいです。
小説家は稼げないならどうしたらいい?文章で稼ぐ方法
ただ、救いなのは、小説が書けるということは、それだけ多くの文章を書くことができる能力があるということです。
なので、直接のお金を生むのであれば、残念ながら、小説・ラノベには期待できないのですが、今は、文字を使った『集客に使えるかどうか』が重要になります。
つまり、Web集客とか、Webサイト制作、アフィリエイトサイトを制作し、Webサイトとして、売却すると値打ちがあります。
検索エンジンからの流入を狙うにしても、タイトルや見出しの付け方などの工夫が必要となりますが、一般人よりも文章に書き慣れていることが、せめてもの救いで、ミニサイトを作って稼ぐという方法があります。
小説・ラノベの文章の書き方と記事としての文章の書き方は、かなり趣旨が異なるのですが、私はどちらも書いているので、こちらの本を参考にしてみてください。
小説を売るなら小説・ラノベを電子書籍として自己出版する
あなたはラノベ作家になって売れっ子になって印税ウハウハとか考えていらっしゃいませんか?
これは今の時代甘いです。
私はKindle作家でも収益を得ていますが、印税は、マックスでも70%ですが、読み放題などの低価格になりますよね。
取り分が少ないので、かなり量産しなければ、専業で小説家や、ラノベ作家にはなれないと思います。
最も堅実かつ稼ぎやすい方法は、多くのロイヤリティを還元する仕組みを導入しているAmazonKindleパブリッシングのサイトを利用することでしょう。
これはなぜかというと、小説投稿サイトと同じように、Amazon自体に集客力がありますし、読み放題のAmazonUnlimitedなどがあり、ある程度のPV数は見込めるからです。
人気になるかどうかも分からない物語を書き続けて、せっせと小説投稿サイトで公開したところで、結果的に水の泡になりますので、最初からお金をとりましょう。
小説・ラノベを電子書籍として自己出版する場合のこちらの『Kindle Unlimetedとして無料販売して、閲覧ページ数に応じた報酬を狙う』という戦略ですが、そこまで大きな利益ではないですが、お小遣い程度なら稼ぐことができます。
小説ブログを開設して、アフィリエイトで稼ぐ
私のように、ミニサイトをたくさん開設して、アフィリエイトとサイト売却で稼ぐという方法もありますが、小説ブログを開設し、アフィリエイトで稼ぐという方法も魅力的です。
要するに、小説を集客のためのコンテンツとして投稿したり、小説家になるための方法や、小説に関することについてのブログを作ることです。
ブログの各所に掲載する広告によって収益を狙うという稼ぎ方ですね。要するに、アフィリエイトです。
ただし、小説ブログは、集客の面で難がありすぎます。記事タイトルや見出しで、SEO(検索エンジン最適化)を実施する必要があるので、必ず専門の書籍などで勉強をしてから、実践してみてください。
文章を書くことでお金を稼ぐ方法について
新人賞を開催するような出版関係者は、小説家やライトノベル作家を目指すことを否定する情報は流さず、稼げるかどうかについては、情報があまりありません。
それもそのはずです。
出版関係者は、小説家やライトノベル作家が生み出す創作品で収入を得ているから、作家志望がいなくなると困ってしまうからです。
ただ、普通に投稿サイトで小説を投稿していても、小説家は稼げませんので、文章を書くことができるというスキルをWebサイト制作で生かしてみたり、電子書籍出版で、お小遣い稼ぎをしたりと、多くのやり方で稼ぎを積み重ねていくことがおすすめです。
検索順位で上位に表示される記事を書くためには、まずは徹底的に検索ユーザーの検索意図(何を知りたいのか)を調べる必要があります。
その後、必要となる情報を調べて、体系的にまとめて、分かりやすい記事の構成を練ったうえで、読みやすい文章を書き連ねていくのですが、私はこの方法で、アフィリエイトで稼ぎミニサイトを作っています。
これが最も手っ取り早いと思います。
アフィリエイトに限らず、個人で稼ぐためには、膨大な知識量と恐るべき努力量が求められるので、是非チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
小説家は稼げない…と悩んでいませんか?
人間、生きて行くためにはお金が必要ですよね。
お金を稼ぐために小説を書くんじゃない、なんて綺麗事を言う人間は、甘いと思います。
大金持ちになる必要がない、というのは賛同できますが、少しでも小説でお金にしたり、それで生活をしていきたいというのであれば、電子書籍出版や、ミニサイトをたくさん作るなどをして、アフィリエイトをするという方法がおすすめです。
ただし、小説家やラノベ作家として生きていきたいのであれば、世の中の流れに合わせて、いろんな稼ぎ方にトライしてみてはいかがでしょうか?