物語を想像することが好きという方や、幼い頃から、小説が好きだったり、文章を書くことが好き、という人はいませんか。
小説家という職業に憧れている人は多いと思います。私もそのうちの一人です。
でも小説家は出版社や読者に認められた一握りの人しかなれない職業って諦めていませんか。
実は作家の道は今はとても歩みやすくなっています。小説家になるための方法って一つじゃないんですよね。
私も、amazonでKindle作家として、小説を出しています。
そこで、小説家になるための方法をご紹介します。
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小説家になるための方法
小説家になるための方法は、たくさんあります。
小説の応募で賞をとったり、出版社で紙の本を出し、そして印税ががっぽりもらえなけれあ、小説家じゃないと思っていませんか?
たしかに、小説家の定義って人によって違うかもしれませんが、小説家になるためには、学歴や資格は必要がありません。
中には、刑務所の中で本を出す受刑者もいますよね。
形に拘らなければ、小説家として、いつでもデビューすることは可能なんですよね。
作家志望の方が小説を出すための方法
実は、小説家になる方法は幅広くあります。
中でも王道とされるのが、文学新人賞です。多くの作家が新人賞の受賞をきっかけにデビューしています。
- 文学賞を受賞する
- 自費出版する
- 小説投稿サイトや、ブログなどのWEB上で小説を公開する
- Kindle出版をする
ただ、その他にも、出版社への持ち込みや自費出版など、自らの足を使ってデビューを目指す方法もあります。
また最近では、同人活動や小説投稿サイトなど、素人として自作小説を公開するという方法もありますし、ブログに投稿して、宣伝をする方法もあります。
そして、AmazonのKindle作家なら、無料で今スグ電子書籍を出版することも出来ます。 Kindleストア の 売れ筋ランキングなどをチェックしてみると、どんな作品が人気なのか分かりますし、自分も出してみようかなってなると思います。
文学新人賞
作家デビューする王道のひとつが、出版社などが企画する文学新人賞を受賞することですよね。
多くの作家が新人賞を受賞して、最初の書籍を出版しています。
文学新人賞のメリットは地方や海外に住んでいる人でも、応募が可能ですし、最近はWEBなどで応募することもできるようになっています。
そして、やはり紙の本で出版社からデビューできることです。
文学新人賞でデビューした小説家
朝井リョウ(『桐島、部活やめるってよ』)
羽田 圭介(『スクラップ・アンド・ビルド』)
東野圭吾(『流星の絆』)
ただしデメリットとしては、賞はやはり激戦になりますし、受賞できる可能性は低いのがデメリットですね。
長編を最初から意気込んで書く必要があるのもデメリットです。
出版社へ持ち込み
一般的に漫画の持ち込みと違い、小説の持ち込みは出版社ではあまり受け入れてもらえません。
ただ色々な出版社のホームページを見てみると【原稿募集】とされているところも多くあります。
そして、多くのYouTube動画でも営業は大事だという話を聞きますよね。
ただ、郵送なのか・メールなのか・出版社へ直接持っていくのかを確認するところから始めましょう。そして、その出版社のカラーを調べることも大事で、求めている話の内容に合った原稿を持っていくことが前提です。
出版社へ持ち込みしてデビューした小説家
西加奈子(『サラバ!』)
京極夏彦(『魍魎の匣』)
自費出版
自費出版とは自分のお金で小説を出版することです。
パレードブックスといった、自費出版専門や、自費出版で有名な出版社もあり、そちらに企画や原稿を持ち込んだり、担当編集者がアドバイスをしつつ書籍化・書店に並ぶデビュー方法です。
もしも、興味があるなら、まずは資料請求をしてみて、どのような本を自費で出してみたいか相談をしてみることをおすすめします。
無料セミナーなども開催されていますので、どうせ小説家になるなら、紙の本で出版されたい方にはおすすめです。
自費出版でデビューした小説家
山田 悠介(『リアル鬼ごっこ』)
WEBサイト、小説投稿サイト、ブログなどで小説を公開する
新人賞受賞と並んで主流になってきたデビューの方法が、小説投稿サイトに原稿を載せることです。
小説家は、以前まで賞を受賞しなければ、どうしてもデビューできないという形でしたよね。
ただ、今は小説投稿サイトでは出版社と新人賞のコラボレーションをしていることも多く、SNSから人気が出たり、ブログから読者やファンが増えることも多く、現代では、小説家デビューのチャンスが増えています。
人気ランキングも表示されるようになっていて、編集者の目に留まれば書籍化されることも少なくありません。
WEBサイトに公開してデビューした小説家
佐島勤(『魔法科高校の劣等生』)
川原礫(『ソードアート・オンライン』)
AmazonのKindle出版で出版をする
出版社などと契約していない個人作家の方が、デビューするには、AmazonのKindle出版という方法があります。
Amazonで自分の電子書籍を販売したい場合、KDPへ作品を登録と、KDP扱いの作品が売れた場合、作家が受け取れるロイヤリティ(印税)は35%あるいは70%になります。
これまでは「自費出版」で、数十万円から数百万円の費用を投じて、本にかかる制作費用を自分持ちで出版する方法しかありませんでした。
セルフパブリッシングとは、個人が出版社の力を借りずに自分で本を出版し、販売することです。
Amazonをはじめとする大手プラットフォームが「電子出版」を出版社だけではなく、「個人」に開放したことで、出版業界に革命が起こりました。
今は、「自分が書いた本を出版したい」という人や、「小説家になりたい」という人は、これからいますぐにでも「電子出版」できます。
しかも、出版に関する費用は「ほぼ0円」となっています。
本の中身であるテキストデータ、表紙画像は事前に準備が必要ですが、ファイルを作成してしまえば、週末小説家デビューが可能です。
まずはamazonでKindle出版をしてみよう
私の経歴を言うと、小説家になりたいと思っていましたが、その後、あまり小説を書くことは意識しなくなってしまいました。
以前までは、WEBライターとして、企業のホームページを始め、在宅ライターとして活躍していました。
その後自身でアフィリエイトブログを始めたのがきっかけで、多くのジャンルのサイトを立ち上げ、自身でライティング、そして、WEBデザインを行うようになりました。
サイト売買も行うようになり、自身でサイトを作成して、ライティングをして、いくつかのサイトを売却しています。
コロナ渦で、その後アフィリエイトで物販をすることに限界もあるなと感じていましたので、兼ねてからの夢だった小説やイラストを書いてみることにしました。
現在は、AmazonのKindleの電子書籍出版で、輪堂七海というペンネームで、ホラー小説作品を出しています。
「あの人を消したい」は、私がいつもふと考えていたことを形にしたもので、ホラー小説であり恋愛や不倫においての醜い感情を描いた、女性ならではの視点の初めての作品です。
「開けてはいけない窓」は、私が幼い頃、読んでいた、ホラー&ミステリーで忘れられない作品がいくつかあるのですから、そこからふと思いついた作品です。
Amazonのページに自分の作った本が並んでいるのを見ると、ちょっと感動します。
個人作家は、著作の宣伝活動について、新しいやり方を見つけなければならないと思います。
Amazonは利用している人が非常に多く、結構多くの人が読んでくれます。
知名度もありますし、ブログと組み合わせると非常に売りやすいと感じています。
小説家になる上で大切なこととは?
とにもかくにも書かないことには始まりませんので、小説家になりたい場合は書くことです。
どれだけ小説への造詣が深く、文章能力や作劇センスが高くても、肝心の「小説」を書かなければ小説家にはなれません。
書き始めた小説は必ず完成させましょう。
とにかく書き上げることが出来ない人は大勢います。
小説家の経験値は「書き上げた作品」からしか得られないからです。
頭の中にアイデアや、書きたい意欲があっても形にしなければ、小説家にはなれないですからね。
知識と語彙力が必要!たくさん読んで学ぶ
小説家になるには、知識と語彙力が必要です。
小説に限らず、文章を書く人にとっては必須の能力です。
つまり、語彙力がある人の小説は表現も豊かになり、作品に深みが出ますし、小説というのは想像だけでは書くことができないものです。
普段から、本を読むなどをして、沢山勉強をしていきましょう。
私も、たくさんの小説を読んできましたが、小説を書く際には大変苦労をしました。
なので、「ベストセラー小説の書き方」ディーン・R. クーンツ (著), Dean R. Koontz (原著), 大出 健 (翻訳)や、「エンターテイメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書) (日本語) 貴志 祐介 (著)」などは、とても参考になりました。
そして、小説は創作物ですので、作者の文章表現力というのは作品の良し悪しを大きく左右してきます。
作家特有の哲学やオリジナリティが出していけるとより良いものが出来ますよね。
小説を投稿/公開する
書き上げた小説はファイルにしまっておくのではなく、Amazonで販売するのも良いですし、ショートショートの公募に応募をしてみたりだとか、どこかの賞に投稿しましょう。
投稿サイトでもいいですね。
自分で自分の作品を評価するのではなく、よにだして、どのぐらい求められているのかを見てみてください。
時には自信があった大切な作品を否定された気持ちになって、傷つくこともあるかもしれません。
それでも、進んでいくしかないのです。
まとめ
これから小説家を目指すのであれば、書籍だけにこだわらずWEB上で公開するということも活動の一環として考えるとよいかもしれませんね。
ただ、個人作家は自らの作品について、小説家になれるかどうか、迷いがちです。
自分の作品を、本当にお金を出して買ってくれる人がいるのだろうか、という不安にも悩まされます。
完全無名で宣伝力ゼロの場合、厳しい状況ではありますが、それでもチャンスは溢れています。
たとえば、当サイトでも、アマゾンでのセルフパブリッシングを楽しむ方法を掲載しつつ、自作を紹介させていただいております。
この方法がどのくらい売上につながるのか、また機会があれば公開させていただきますので、楽しみになさってください。