小説家

短編小説・ショートショートの書き方や作り方は?誰でも書ける方法!

長編を書き上げられない…という方で、悩んでいませんか?

実はそういった方も、なんとなく小説を書きたい場合には、実はショートショートがおすすめです。

ただ「書きたい」という思いは強烈にあるはずなのに、なぜだかうまく話をまとめることができないという場合も、ショートショートなら、仕上がることが多いです。

長編を最初から書き上げるのは、実はプロの作家でも困難だと言われています。

今回は、そんなときに使える『短編小説(SS)の書き方』についてご紹介していくことにしたいと思います。

私も実際に、ショートショートをアマゾンKindle出版で、出版していますので参考になれば幸いです。

ショートショートとは?長編よりも短編を書くべき理由

長編をいきなり書こうとしても、書くことが出来ない…という場合、実はショートショートの小説から書き上げてみるのはとてもおすすめです。

長編を仕上げることが難しくても、実は短い小説なら、仕上げることが出来たりするものです。

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私も実際にショートショートの作品をいくつか出しています。

そして、実際に、ショートショートの短編は一定の需要があり、坊っちゃん文学賞など、ショートショートを募集しているところもたくさんあるんです。

このように、短編というのは長編のように膨大な設定をせずに、一つの設定に意識を集中して書き進めることができるので、初心者にとって書きやすいです。

慣れてきたら、短編の詰め合わせという形で、長編にすることも出来ます。

もう一つの「難易度」という部分についても補足しておこうと思うのですが、これはなにも書き上げる労力という意味での難易度だけではありません。

ショートショートは、長編と比較しても、ちょっとしたアイデアを起承転結でまとめやすいちょうどいい長さです。

箇条書きに相手を詰めたメモがあったとして、それを仕上げるのにも、ショートショートはおすすめです。

ショートショートのコンテストに参加したり、Kindle出版も可能

今だったらショートショートのコンテストは『ショートショート大賞』があります。

また、雑誌『公募ガイド』などをチェックしてみると、ショートショートの募集が結構あることに気付かされるはずです。

こちらの賞金は数万円ですが、短編集として発売されることも多いです。

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小説を一度も書いたことがない人が、いきなり長編小説を書くのは大変だと思います。

ただ、ショートショートなら早ければ1日で書けます。

そして、アマゾンのKindle出版なら48時間で出版が可能ですし、文字数制限も一切ありません。

さらに、「超ショートショート」とは、「ショートショート」よりさらに短い文字数の短編小説のこと。

・原稿用紙1〜3枚程度
・新鮮なアイデア、完全なすじがき、意外な結末の3つの条件を満たしている

という小説を指します。

こういった小説でも出版できて、賞に応募することが出来たり、またKindleで小説家としてデビューできてしまいます。

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「ショートショート」の書き方とアイデアをふくらませる方法とは?

私は実際にショートショートの小説を何本か書いています。

ですので、その書き方をご紹介したいと思います。

設定を考える

「主人公は?」「ほかの登場人物は?」「どこで起こったの?」「いつ起こったの?」というような、物語の前提となる要素のことですが、アイデアを普段から考えておきます。

物語を書きはじめる前にあらかじめこれを決めておくと、物語はおのずと膨らんでいきます。

物語の筋を考える

「物語の筋」とは「プロット」と呼ばれるものですが、物語がはじまってから終わるまで、どういう展開をたどっていくのか、だいたいの構成を事前に決めるようにします。

そうすることで、物語はずいぶん書きやすくなります。

ちなみに筋の型としては「起承転結」「序破急」などが有名ですが、アイデアに筋を考えて物語になるように最後までの流れを考えるということですね。

バランスを考える

世界観に関するアイデアがたくさんあると、非常に情報量を膨らませやすいですよね。

逆に人物(キャラクター)に関するアイデアというのは、心理へ深堀りしていくような狭く深くへ広がる性質があります。

このバランスをいかに上手く取るのか?というのがショートショートの腕の見せどころです。

どちらによっても、面白いものができると思いますし、バランス型にしても問題ありません。

自分の形式を考えてみる

ショートショートの世界は、長編と違い、多くのやり方があります。

会話だけのものでも成立しますし、ほかにも手紙のやりとりだけにするとか、スピーチ形式にするとか、いろいろな方法があるのです。

いろんな方の、セリフだけで、事件の真相が二転三転していくようなストーリーもあります。

湊かなえさんのような小説などを参考にしてみてください。

このアイデアにずっと浸かっていたい。そんな感じで、のめりこめるかたちのパターンを作り上げてみるのもおすすめです。

『世にも奇妙な物語』っぽい作品などもおすすめです。

あらゆるショートショートを読んで見る

私は、多くのショートショートを読んできています。

自分が書きたいと思っても、まずは作品を読んでいなければ、形がわからないですし、アイデアも出てきません。

このため、あらゆる作品を読むことが大切です。

短編小説を読みたいのであれば、Amazonの読み放題がおすすめです

多くの作家さんの書き方がわかりますし、月額980円で読み放題ですから、多くの方の作品をまんべんなくチェックすることが出来て、技を盗むことが出来ます。

そして、ショートショートを積み重ねて出版を電子書籍ですれば、ロイヤリティももらえます。

夢の印税生活への第一歩を踏み出してみてください。

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まとめ

ショートショートの書き方ですが、長編よりも簡単です。

一方、長編を書くのがうまいというタイプの人が短編に挑もうというのであれば、設定量を削るか、実験として作ることも出来ます。

  • 設定を考える
  • 物語の筋を考える

まずは、難しいことを考えずに、箇条書きでもいいので、書き上げてみませんか。

それから、設定や筋などを推敲して作り上げていくことも可能です。

ショートショートは、いろいろな形式で、その形式でしか表現できない作品にもチャレンジできます。

セリフだけ、そしてとある表現だけでもよし、必ずインパクトと凄みが出てくることをこの作品は証明していると思います。

そして、長編小説を書くことが出来ないという方も、まずはショートショートからやってみてはいかがでしょうか?

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